ネオマフォームで断熱等級をクリア!高性能な家づくりのポイント

こんにちは、きのいろの桜井です。
弊社ではネオマフォームを床の断熱材として使っています。
住宅の性能を語るうえで欠かせないのが「断熱等級」です。断熱等級は、家の省エネルギー性能を示す指標であり、快適で持続可能な住環境を実現するための重要な要素です。今回は、ネオマフォームを活用して断熱等級を満たし、さらには上回るためのポイントについて解説します。
断熱等級とは?
断熱等級は、住宅の断熱性能を国が定めた基準で評価したものです。2022年の省エネ基準改正により、以下の等級が設定されています:
- 断熱等級4: 省エネ基準を満たす一般的な水準。2022年以降、すべての新築住宅で義務化。
- 断熱等級5: 断熱等級4を上回る性能。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)相当の断熱性。
- 断熱等級6・7: さらなる省エネ性を追求した、最先端の断熱性能を目指す基準。高い快適性と省エネ効果を提供。
断熱等級が高いほど、冷暖房の効率が向上し、エネルギー消費を抑えることができます。
ネオマフォームが断熱等級に貢献する理由
ネオマフォームは、高性能フェノールフォーム断熱材として知られています。その特長が、断熱等級を効率的に達成する鍵となります。
- 業界最高レベルの断熱性能 ネオマフォームの熱伝導率は約0.018 W/mK。これは、一般的な発泡スチロールやウレタンフォームと比べて圧倒的に低い値です。薄い層でも高い断熱効果を発揮し、断熱等級5や6を達成するための強力な助っ人となります。
- 施工の柔軟性 ネオマフォームは加工が容易で、さまざまな箇所に適用可能です。壁、床、天井など、住宅全体の断熱性をトータルで向上させることができます。
- 長期的な断熱効果 時間が経つと劣化しやすい断熱材もありますが、ネオマフォームは性能の持続性に優れています。これにより、断熱等級を長期にわたって維持できます。
- 薄型でも高性能 他の断熱材と比べて薄型で高い効果を発揮するため、建物の設計に柔軟性を持たせることができます。狭小住宅やリフォームにも適しています。
断熱等級を上げるための施工例
以下は、ネオマフォームを活用した断熱施工の具体例です:
- 壁断熱 ネオマフォームを厚さ90mm以上で壁内部に施工することで、断熱等級5をクリア可能。さらに内装材を併用することで、断熱等級6以上も目指せます。
- 床断熱 床下に50mm~75mmのネオマフォームを敷設することで、底冷えを防ぎつつ断熱等級4~5を達成できます。
- 屋根断熱 屋根下にネオマフォームを充填することで、夏場の熱の侵入を抑制。これにより、断熱等級6に必要な基準をクリアします。
ネオマフォームとZEH(ゼッチ)基準
ZEH基準は、断熱等級5以上を満たしつつ、エネルギー収支をゼロにする住宅を指します。ネオマフォームを使用した高断熱住宅は、ZEH基準を容易に達成できるだけでなく、長期的な省エネ効果を期待できます。
具体的には、以下のような構成が推奨されます:
- 壁断熱材にネオマフォーム90mm以上
- 屋根断熱に120mm以上の厚さ
- 高断熱サッシや窓ガラスとの併用
まとめ:ネオマフォームで未来の住まいづくりを
断熱等級は、住宅性能を測る重要な指標です。そしてネオマフォームは、その性能を最大限に引き出し、高い断熱等級をクリアするための理想的な断熱材です。家全体の断熱性能を向上させることで、快適でエコな暮らしを実現できます。
これから家づくりやリフォームを検討している方は、ぜひネオマフォームを活用してみてください!
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