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無垢材フローリングのメリット・デメリットを徹底解説!ペットと暮らす家の選び方

こんにちは!木の彩スタッフのおおしまです。

新築を考える際、フローリング選びはとても重要です。特にペットと暮らす家庭では、滑りにくさや傷つきにくさ、快適性が気になるポイントではないでしょうか。

無垢材フローリングは自然素材ならではの温もりがあり、ペットにもやさしい一方で、傷やメンテナンスの面で気をつけるべき点もあります。

この記事では、無垢材フローリングのメリット・デメリットを詳しく解説し、ペットと快適に暮らせるフーリングの選び方についてご紹介します。

無垢材フローリングのメリット

無垢材のフローリングでくつろぐ猫と子ども

① ペットの足腰に優しく、滑りにくい

ペット、とくに犬や猫はツルツルとした床では滑りやすく、関節に負担がかかることがあります。無垢材は適度な摩擦があり、ペットが歩きやすいのが特徴です。

ポイント:杉やパインなど柔らかい木材は特に滑りにくく、ペットにやさしい!

② 調湿効果があり、室内の快適性がアップ

無垢材は自然に湿気を吸収・放出するため、室内の湿度を調整してくれます。夏はサラッと、冬はほんのり温かく感じるため、ペットの健康にも良い影響を与えます。

ポイント:猫のように室内で過ごす時間が長いペットにとって、過ごしやすい環境をつくれる!

③ 経年変化を楽しめる

無垢材は使い込むほどに味わいが出て、自然な変化を楽しめます。ペットがいる家庭では多少の傷や汚れがつくものですが、それも「家族の思い出」として捉えることができます。

ポイント:オークやウォールナットなどは傷が目立ちにくく、ペットと暮らす家庭にもおすすめ!

無垢材フローリングのデメリット

傷のはいった無垢フローリング

① 傷がつきやすい

無垢材は柔らかいため、ペットの爪で傷がつきやすいのが難点です。ただし、傷がついても削ったり、オイルを塗り直したりすることで補修が可能です。

対策:ペットの爪を定期的にケアする/表面を強化するオイル塗装を選ぶ

② 水や尿シミがつきやすい

ペットが粗相をしてしまった場合、水分が染み込みやすい無垢材はシミになりやすいです。

対策:ウレタン塗装仕上げを選ぶ/撥水性の高いワックスを定期的に塗る

③ 価格が高め

複合フローリングやクッションフロアと比較すると、無垢材は高価な傾向にあります。ただし、長く使えるため、コストパフォーマンスを考えると決して高すぎる選択ではありません。

対策:部分的に無垢材を採用し、コストを調整する

他のフローリング材との比較

フローリング材のサンプル
フローリング材メリットデメリット
無垢材自然な温もり、滑りにくい、経年変化が楽しめる傷やシミがつきやすい、価格が高め
複合フローリング価格が手頃、傷がつきにくいツルツルしてペットが滑りやすい
クッションフロア水や汚れに強く、お手入れが簡単高級感がなく、耐久性が低め
タイルフロア傷がつかず、水に強い硬くて冷たい、ペットが歩きにくい

ペットと暮らす場合、無垢材は滑りにくく快適ですが、傷や汚れに対する対策をしっかり行うことが大切です。

無垢材フローリングが向いている人・向いていない人

向いている人

  • ペットの健康を優先し、滑りにくい床を求める人
  • 自然素材の温もりや経年変化を楽しみたい人
  • 多少の傷やシミを味として受け入れられる人

向いていない人

  • できるだけ初期費用を抑えたい人
  • メンテナンスの手間をかけたくない人
  • ペットの粗相などでシミが気になる人

失敗しない無垢材フローリングの選び方

① 木材の種類を選ぶ

  • 杉・パイン:柔らかく滑りにくいが、傷がつきやすい
  • オーク・ウォールナット:硬くて耐久性が高く、ペットの爪にも強い

② 塗装の種類を選ぶ

  • オイル塗装:自然な風合いで傷の補修がしやすい
  • ウレタン塗装:水や汚れに強く、メンテナンスが楽

③ メンテナンス方法を考える

  • ペットが粗相した場合はすぐに拭き取る
  • 定期的にワックスやオイルを塗って保護する

無垢材フローリングのメリット・デメリットまとめ

無垢材フローリングは、ペットの健康を考えると非常に優れた選択肢ですが、傷やシミへの対策が必要です。他のフローリング材と比較しながら、自分たちのライフスタイルに合ったものを選びましょう。

特に 「ペットの足腰を守りたい」「自然素材の家にこだわりたい」 という方には、無垢材フローリングがピッタリです。しっかりと選んで、ペットと一緒に快適な新築ライフを送りましょう!

無垢材フローリングについてお悩みの方は、木の彩 にご相談ください。あなたの理想の住まいづくりをサポートいたします。