傷も思い出に。杉のフローリングが叶えるペットとの温かな暮らし
こんにちは桜井です。
我が家には4歳になるキジトラがいます。自宅を建てた年に家族になりました。
杉のフローリングと猫の爪跡
柔らかい杉のフローリングは、彼女の爪の跡があちらこちらについています。でも、それが不思議と嫌ではなく、むしろ彼女が家中を元気いっぱいに走り回った「足跡」として愛おしく感じます。
特に、夜になると長い廊下を全速力で駆け抜けたり、くるくる回ったりと、彼女の「運動会」が始まります。その姿を見ていると、この柔らかい杉のフローリングを選んで本当に良かったなと感じるものです。
杉は傷がつきやすいと言われますが、その分、木の柔らかさや温もりが感じられる素材です。肌触りも心地よく、冬でも冷たさを感じにくいので、猫も私たちもリラックスして過ごせる空間が生まれています。
ペットにやさしい住まいって、傷がつきやすいけどぬくもりと柔らかさがあって僕は好きです。
つるつるの建材フローリングにはない魅力
見た目は綺麗で耐久性が高いとされる表面がつるつるの建材フローリング。確かに、掃除がしやすかったり、傷がつきにくいというメリットはありますが、どうしても「冷たさ」を感じてしまいます。
木の自然な質感や風合いがなく、どこか無機質な印象を受けるんですよね。
その点、杉のフローリングは木そのものの表情が豊かで、一枚一枚違う模様や色合いが楽しめます。猫が爪で引っかいても、それが経年変化の一部として味わいになります。
「ぬくもり」という言葉がぴったりな素材だと思っています。
床材の貼り方にもこだわりを
家を建てる際、杉のフローリングを貼る作業には特に気を遣います。柔らかい杉の表面に傷をつけないように丁寧に運び、一枚一枚の表情を見ながら配置を決めていくのは大変でもあり、楽しい時間でもあるんです。
木目や色合いを見比べながら、「この板はどこに使おうかな」と考えるのが好きで、完成後の床を見るたびに、その時の気持ちがよみがえります。
ペットと暮らす住まいにおすすめの杉フローリング
ペットと暮らす住まいでは、傷がつくことを恐れずに素材のぬくもりを楽しむことが大切だと思います。杉のフローリングは柔らかいからこそ足にも優しく、ペットが安心して走り回ることができます。
猫だけでなく、犬や他のペットとも相性の良い床材だと感じています。ペットを家族として迎える方には、ぜひ杉のフローリングの良さを知っていただきたいです。
自然素材の心地よさと、時間とともに味わいが増す経年変化を楽しむ暮らし。ペットと一緒に住む家として、きっと満足できる選択だと思います。
毎日、猫と一緒に過ごす何気ない時間の中で、杉のフローリングがもたらす心地よさを実感しています。もしペットと暮らす住まいづくりを考えている方がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね!