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石川県で木の住まいづくり

経営理念

「いつも綺麗に、住まいづくりと健康な暮らしを提供する」

お客様の暮らしのお悩みを、住まいづくりを通じて解決するのが私たちの仕事です。

そのためにいつも綺麗な現場づくりと綺麗な手仕事が不可欠であり、その理念を忘れないことが、お客様にご満足いただけるサービスにつながると信じています。

家は、家族の暮らしを支える大切な場所であり、地域の未来をつくる基盤でもあります。だからこそ私たちは、「いつも綺麗に、住まいづくりと健康な暮らしを提供する」を理念に、安心して長く暮らせる家を届けたいと考えています。

大量生産ではない、一人ひとりに寄り添う家づくりで、地域の暮らしを支え、未来へつなぐ。

そんな想いから、僕自身の経験と家づくりへの想いをお話しさせていただきます。

生い立ちとルーツ

僕は、5人兄弟(1男4女)の長男として、母の実家がある北海道稚内市の病院で生まれ、幼少期から高校生までの時間は、実家のある石川県かほく市で過ごしました。

遺伝の影響もあり、小学生のころから視力が悪く、3年生のときにはすでに眼鏡をかけて通学していました。そんな僕にとって、唯一自信が持てたスポーツが水泳でした。

仲の良かった友達とスイミングスクールに通い、その経験が今でも活きています。現在も、リフレッシュのためにスポーツ施設のプールで泳いでいます。

音楽とリーダーシップの葛藤

クラスメイトや先生から「真面目」と言われることが多く、それが長年コンプレックスでもありました。

中学時代には水泳部のキャプテンを任されましたが、部員たちをまとめることに苦戦し、自分が思うような部員から好かれるリーダーにはなれませんでした。それでも、その経験を通じて人との向き合い方を学ぶことができたと思います。

この頃から音楽が大好きになり、邦楽ではB’zを、洋楽ではメタリカに夢中になりました。メタリカのパワフルなサウンドは、今でもアルバムを聴き続けるほど愛着があり、影響を受けました。

学生時代の挫折と成長

中学では成績は上位グループにいましたが、実は勉強が好きだったわけではありません。どちらかというと、厳しい親に言われてやっていたというのが正直なところです。そんな僕は、地元の中学校を卒業後、金沢桜丘高等学校へ進学しました。

しかし、高校生活は決して順風満帆ではありませんでした。水泳部がなかったため、なぜかバレーボール部に入部。ところが、球技はまったく向いておらず、半年で退部してしまいました。

勉強の面でも思うような成果が出せず、挫折を味わう日々を過ごしました。

初めての一人暮らしと新たな挑戦

高校卒業後、なんとか合格できた桃山学院大学に進学。大阪での初めての一人暮らしは、僕にとって大きな転機になりました。新しい土地での生活はとにかく新鮮で、交友関係も広がり、多くの貴重な経験を積むことができました。

なかでも、特に思い出深いのはバンド活動です。大学時代、社会人メンバーと組んだバンドを通じて、ライブ活動やイベント企画を経験しました。この活動を通じて、「人を集めて何かを企画・構成することが好きなんだな」と、自分の得意分野に気づき始めたのです。

この経験は、後のキャリアにも大きく影響を与えることになりました。

県外の4年制大学まで進んだものの、就職活動らしいこともほとんどしなかったダメダメな僕。そんな中、バンドのギター担当だった友人の誘いで、インディーズのCDやレコードをカタログやインターネットを通じて通信販売する事業を始めることになりました。

当時はまだオンライン通販サイトも少なく、手作り感満載のホームページでしたが、それでも思った以上に売上が上がり、そこそこ順調なスタートを切ることができました。

ただ、資金力も乏しく、大手サイトの魅力や勢いには勝てず……。このまま続けても成長は難しいと判断し、数年後、その事業からは退く決断をしました。

そして、バンドメンバーや友人たちと別れ、石川県の実家に戻ることに。ここから、僕の建築の道が始まります。

「長男だから……」迷いながら戻った家業の道

実は子供の頃から、父の仕事を手伝う機会も多く、なんとなく「長男だから、いつか自分が継ぐんだろうな」という思いが心のどこかにありました。だからといって、「建築の道で頑張ろう!」と決意したわけではなく、正直、気持ちの整理もつかないまま始めたのが本音です。

父が経営する創業約60年の工務店は、当時、社長(父)、大工さん2人、大工見習い1人の4人だけの小さな会社。

そんななか、僕も大工見習いとしてスタートしましたが、最初は右も左も分からず、ただ毎日現場の掃除ばかり。職人の世界は「見て覚えろ」という厳しいスタイルで、仕事を覚えるまでには本当に時間がかかりました。

正直、何度も「もう辞めたい」と思いました。でも、父や先輩大工さんたちの背中を見ながら、少しずつ「自分でやってみる」という姿勢の大切さに気づいていったんです。

仕事をしながら、夜は 金沢市立工業高等学校の建築科(社会人夜間コース) に通い、建築士の資格取得を目指しました。

昼は現場、夜は学校というハードな毎日でしたが、学びながら仕事で実践することで、次第に「建築って面白い」と思えるようにもなりました。

そして無事、二級建築士の試験に合格。あの時、踏ん張って本当に良かったと今では思います。

今の僕の原点は、まさにこの時期の「学び」と「現場経験」からできています

家づくりへの想いと信念

石川県の冬は厳しく、家づくりをするうえで「暖かさ」はもっとも大切にしているポイントの一つです。断熱性能を高めるのはもちろんですが、それだけではなく、本物の木の質感を活かし、目で見ても温もりを感じられるデザインを意識しています。

ただ、無垢材は使いすぎるとデザインがしつこくなってしまうので、バランスを大事にしながら適材適所で取り入れるようにしています。木の家といっても、和風になりすぎず、柔らかくおしゃれなデザインに仕上げるのが僕のこだわりです。

また、現場の環境づくりにも気を配っています。「いつも綺麗に」をモットーに、廃材は毎日回収し、内部・外部の整理整頓を徹底。現場が綺麗だと作業効率が上がるし、何より事故や怪我のリスクを減らせる。基本的なことだけど、現場がきちんとしている工務店は仕事も丁寧だと僕は思っています。

実際、お客様が施工中の現場を見に来られたときに「綺麗にされていますね」と言われると、もっと頑張ろう!という気持ちになるし、僕たちの仕事をちゃんと見てくれているんだと嬉しくなります。

家づくりは、お引き渡しの日がゴールではなく、そこから何十年と暮らしていくもの。だからこそ、「帰るのが楽しみになる家」をつくることが、僕の理想です。

挑戦と成長の物語

大工時代は、とにかく体力勝負でした。特に冬はつらくて、雪が降る中でも作業をしなければならず、指先がかじかんで道具を握るのも大変でした。

寒さが苦手な僕にとっては、本当に厳しい日々だったけれど、そんな環境でも仕事をやり遂げた経験は、今の自分にとって大きな財産になっています。

独立してからは、一人の大工としてだけでなく、経営者としての視点も求められるようになりました。初めて受注した新築工事では、お客様と何度も打ち合わせを重ね、図面を一緒に考えながら進めました。

家が完成し、お引き渡しの日にお客様が喜んでくださる瞬間は、何度経験してもうれしくなるものです。

僕の強みは、対応の速さにあると思っています。お客様とのやりとりは、メールやLINEを活用し、進捗状況をこまめに共有。何かあればすぐに対応できるようにして、安心して家づくりを進めてもらえるよう心がけています。

また、アフターフォローも徹底していて、お引き渡し後も定期的にお施主様宅を訪問し、ニュースレターをお届け。その際に、ちょっとした修繕が必要な場合はその場で対応しています。

家を建てて終わりではなく、「住み続ける限り、安心して暮らせる家」を提供することが、僕の使命だと思っています。

家づくりを考える皆様へ

家づくりは、多くの方にとって人生で一度の大きな決断です。計画から完成、お引き渡しまでのプロセスは長く、その間にさまざまな悩みや不安が出てくるのは当然のこと。

僕たち工務店の仕事は、そんなお客様の疑問や不安に寄り添い、一つひとつ解決しながら理想の住まいを形にしていくことだと考えています。

家づくりを成功させるために大切なのは、相談しやすい工務店と出会うこと

どんなに技術力がある会社でも、担当者との相性が合わなければ、思い描いた家を実現するのは難しくなります。だからこそ、「この人になら安心して任せられる」と思えるパートナーを見つけることが何より重要です。

僕たちは、レスポンスの速さと事前の情報共有を大切にし、お客様がいつでも気軽に相談できる環境を整えています。家づくりを進める中で不安なことがあれば、どんな些細なことでも遠慮なく聞いてください。

納得しながら、一緒に家づくりを楽しんでいきましょう。

未来を見据えた家づくりへの挑戦

これからの工務店としての目標のひとつに、能登の復興に貢献できる仕事をすることがあります。建築業界は今、資材の高騰やコストの問題など、多くの課題を抱えています。

そんな状況だからこそ、コストパフォーマンスが高く、それでいて温もりのある住まいを提供し続けたいと考えています。

また、石川県の冬は寒さが厳しく、住まいの断熱性能や耐久性がとても重要です。これまで培ってきた技術や知識を活かし、長く快適に、美しく保てる家づくりのノウハウを次世代へとつなげていくことも、僕の使命のひとつです。

家は、単なる「建物」ではなく、そこに住む人の暮らしを支えるもの。未来を見据えながら、これからも地域に根ざした家づくりを続けていきたいと思っています。

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