職人さんとのチームワークが家づくりのカギ。個人工務店ならではの“顔が見える連携力”

こんにちは。木の彩スタッフのおおしまです。今回は家づくりを支える「職人さん」にフォーカスしてみたいと思います。
家を建てるとき、「どんな人が関わってくれるのか」は、とても大切なポイントです。設計士、塗装職人、大工、電気工事士、水道屋さんなどなど。
一つの家には、実に多くの“プロ”たちが関わっています。だからこそ、私たちのような個人工務店は「技術」と「人と人との信頼関係」の両方を大切にしています。
小さな工務店だからこそできる「顔の見える家づくり」

木の彩が一緒に仕事をしているのは、長年付き合いのある信頼できる協力業者さんたち。塗装、水まわり、電気、建具、それぞれの職人さんと密にやり取りしながら現場を動かしているため、「誰が来るのかわからない」「話が伝わっていない」ということはありません。
現場のやり取りもスムーズで、お客様のちょっとしたご希望も素早く反映しやすいのが強みです。
技術だけじゃない、“相性”も大事にしています
私たちは、技術があるのはもちろんのこと、「人柄」や「対応の丁寧さ」も大切にしています。
物を売るのが私たちの仕事ではありません。サービスを通じて、目の前で困っているお客様の悩みを解決するのが私たちの仕事です。
普段から服装は綺麗に・現場も綺麗に・挨拶はしっかりとを心掛けています。
「対応が早いですね」と言っていただける理由
OB施主様から、「桜井さんはとにかく対応が早いですね。」と嬉しいお言葉をいただいたことがあります。
実はそのときのご相談は、ごく小さな内容でした。お引き渡し後の引き戸の調整や、テレビの映りの不具合など、住まいに関するちょっとしたお困りごと。
でも私は、その日のうちに現場へ伺い、すぐに対応させていただきました。
こうした対応ができるのは、これまでの現場での経験や知識の積み重ねがあるからこそ。そして正直に言えば、私自身が“対応の遅い人にモヤモヤする性格”なので(笑)、お客さまにはそう思わせたくないという気持ちも原動力になっています。
また、工事が終わったあとも定期的にニュースレターをお届けするなど、お引き渡し後もご縁が続いていくような関係づくりを大切にしています。久しぶりにお伺いしても、皆さんが笑顔で迎えてくださることが、私にとって何よりの励みです。
木の家がつないでくれる“相性のよさ”
また、私自身が木のいろやその質感が好きなので、お問い合わせしてくださる方もそこに共感のある方が多いと感じています。デザインや住まいへの想いへの相性も、木が繋いでくれると思っています。
たとえば塗装工事のとき、お客様が「もう少し明るい色の方がいいかも……」と迷われていたことがありました。
そのとき塗装の職人さんが、お客様と一緒にサンプル板を持って日当たりの良い場所へ。光の当たり方で見え方が変わることを丁寧に説明し、「これなら納得できます!」と喜んでいただけました。
これは、お客さまと私たちの距離が近いからこそできる対応です。
実例:現場での“ひとこと”が使いやすさに直結
新築・リフォームにかかわらず、私たちは施工途中の現場でお客様と直接確認しながら仕様を決めることを大切にしています。
図面上ではなかなかイメージしづらい、たとえば棚や押し入れの中段の高さなどは、実際にメジャーを手に、お客様の目の前でミリ単位まで確認しながら一緒に決定します。
「布団を収納するなら、中段は少し低めが使いやすいですよ」
このようなちょっとしたアドバイスに「なるほど、それは助かります!」と喜んでいただけたとき、
「ああ、丁寧に打ち合わせしてよかったな」と心から思います。
図面や仕様書だけではわからない“暮らしやすさ”に寄り添うこと。それが、木の彩の家づくりの基本です。
あるご夫婦の新築では、キッチンカウンターの高さについて、奥さまからご相談がありました。
「私、身長が低いので、標準の高さだとちょっと使いづらくて……」
その場で水まわりの職人さんが確認し、大工さんとも連携して設計を微調整。結果、奥さまの体格に合わせたぴったりの高さのキッチンが完成しました。
「毎日料理するのが前より楽しくなりました」と嬉しいお言葉をいただき、こちらも思わず笑顔になりました。
こうした臨機応変な対応は、職人さん同士の信頼関係ができているからこそ可能です。
お客様の声:「どの職人さんも気持ちのいい方でした」
職人さんと聞くと、「無口で話しかけにくい…」というイメージを持たれる方もいらっしゃいます。たしかに寡黙な方もいますが、実は一度話し出すととても気さくで、親身に話を聞いてくれる人ばかりです。
私たちの現場には、長年お付き合いのある信頼できる協力業者さんたちに出入りしてもらっています。
そのため、お客様へのご挨拶や対応も、安心してお任せいただける体制が整っています。
現場で「これってどうなるの?」「この高さで大丈夫かな?」といったちょっとした疑問があれば、ぜひ遠慮なく声をかけてください。
職人さんたちは、難しいこともかみくだいて、丁寧に説明してくれます。
実際に、こんなお声をいただきました。
「最初はちょっと不安でしたが、来てくださる職人さんがみんな笑顔で、挨拶もしっかりしてくれて、安心しました」
「塗装の色味や電気のスイッチ位置まで、一つひとつ相談にのってもらえて、ありがたかったです」
こうした言葉をいただくたびに、やっぱり“家づくりは人づくり”なんだなと、改めて実感します。
まとめ:つくるのは“家”だけじゃない、“信頼できる関係”も
私たちは、ただ家を建てるだけではありません。関わる職人さんたちと一緒に、「この人たちに任せてよかった」と思っていただける関係性ごとつくっていくのが、私たちの家づくりです。
「どんな人が施工してくれるのか不安……」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。私たちのチームをご紹介しながら、一緒に理想の住まいを考えていきましょう。